ラクトフェリンとは

ラクトフェリンとは

ラクトフェリンとは、高機能タンパク質の一種です。ラクトフェリンは、他の食物には含まれておらず母乳にだけ存在しています。良く、赤ちゃんに母乳を飲ませると丈夫に育つなどという話を聞きますね。それはラクトフェリンと深い関わりがあるのです。

 

赤ちゃんは、生まれてきた瞬間から空気中に存在するウィルスや細菌などによる感染のリスクを負います。赤ちゃんの感染予防に有効なのは、出産直後に母親が出す母乳です。特に、出産後1週間ほどの間に出る初乳と呼ばれるお乳にはラクトフェリンが特に高濃度で含まれています。この母乳を飲むことによって、病原菌に対する抵抗力のない赤ちゃんが細菌感染から守られるのです。

 

ラクトフェリンが感染症の予防などに効果を発揮するのは赤ちゃんの体だけではありません。離乳後の幼児から大人まで、母乳を飲まなくなったヒトに対しても、免疫力を高めるなどの健康に対する効果があるとされています。

 

ラクトフェリンを含んでいるのは、ヒトのお乳だけでなく哺乳類全般のお乳はラクトフェリンが含まれています。だとすると、牛乳を飲んでもラクトフェリンを摂ることができそうですね。しかし、動物の種類によってラクトフェリンの含有量はさまざまです。

 

ヒトの母乳に含まれるラクトフェリンの量は、哺乳類の中でも最も高濃度の部類に属し、牛の10倍以上と言われています。人間の赤ちゃんは、素晴らしい栄養を含んだお乳を飲んで成長するのですね。